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なぜ男は「BL」が嫌いか

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/131102/wlf13110207000001-n1.htm
去年のものですが、精神科医が分析している記事を見つけました。

男はお笑いでホモネタは歓迎しても、マジな同性愛は受けつけないひとが多いです。
わたしもかつて、男性の知り合いに『Animal X』を読んでもらったとき、えらい拒否反応に遭遇したことがあります。


『Animal X』とは男として生まれた鮎川裕司が、(なんだかんだあって)恐竜に変身できる雌の身体にさせられ子どもを産み(!)、生涯の伴侶(男)を得ていくというストーリーです(すごい端折りましたすみません)
まあ、この漫画は、同性愛どころか、男が女(両性具有)になってしまう話なので、極端ではありますが、精神科医の先生のいう、「解剖学的な男性器の欠如」の最たるものとかんがえれば、知人の拒否も納得がいきました。

自分の生物的な性(sex)が男であるかぎり、男が自らの「男性性」を誇示してしまう生き物なのは、どうやら仕方がないようです。
先日更新したssに「三島由紀夫も女の成分が多かった」と書きましたが、ことさら男っぽく振舞ったり、挙げ句の果てには自決してしまう精神的な背景にも、自分のなかにかかえる「女性性」を否定しようとしたからではないでしょうか。

そういう「演技」じみた仕草や行動を、向田邦子は嫌っていたようです。
女は、本能的にそういう「ウソ」は見抜いてしまう生き物ですから、感受性の強い作家ならなおさら。

明治以後の日本は、同性愛をヘイトする社会になってしまったので、生物的にも文化的にも、男が自分の女性性に向き合うのは大変だろうなと想像します。
女に生まれて、女性差別と戦うのとどっちがラクか、う〜ん、わかりません(^^;