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先生が好きすぎる件

世に先生好きは多けれど、伊能忠敬ほど先生が好きだったひとはいないかもしれません。

伊能忠敬五十歳(満年齢)のとき、三十一歳だった幕府天文方高橋至時(よしとき)に入門、測量、天文学を学ぶ。
十九歳ちがいだから、当時としては親子ほどの年齢差です。


その先生にもとで、測量技術を身につけた忠敬は、蝦夷地、東日本の測量に着手。
その出来のよさに注目した幕府によって全国の測量を命じられるわけですが、残念なことに至時は四十歳で病没してしまいます。

敬愛する師が亡くなったあと、忠敬は毎朝、至時が葬られている江戸の源空寺の方角に向かって、祈ったということです(wiki参照)

そして、自身が天寿を全うする折は、師の横に墓を建てるよう遺言(実家の佐原には爪と髪を埋葬)

並大抵の先生好きではありません。
長年やりたかったことを叶えてくれた師の側に、あの世でも居続けたかったのでしょう。

上野の源空寺にお参りしたくなりました。

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